
藻岩北小学校を中心に活動する「藻岩北女子ミニバスケットボール少年団」。
札幌市南区および近郊の女子小学生が集まり、毎週火・水・木の放課後(16:00~18:00)と土曜日(9:00~13:00)に藻岩北小学校あるいは北の沢小学校の体育館で練習をしている。土曜日の午前、普段の生徒たちの練習の様子を見学させてもらった。
23年続く女子バスケチーム

藻岩北女子ミニバスには現在15人の小学生が在籍している。小学2年生から小学6年生、所属する小学校は藻岩北小学校だけではなく、真駒内桜山小、藻岩小、藤野小からも集まっている。過去には北の沢小、南の沢小、芸術の森小からの入団実績があり、南区内の様々な小学校から入団が可能だ。
朝のウォーミングアップをしたら、間隔をおいてシュート練習やドリブル練習などを行っていく。

ヘッドコーチ(監督)を務めるのは、後藤靖昌さん(46)。もともとは父母の一人としてチームに携わってきたが、4年前に初代ヘッドコーチから役目を引き継いだ。今年で結成から23年。近郊では解散していくチームもあったが、藻岩北が長く続いてきたのには、組織の運営体制がきちんとしているからではないかと後藤へッドコーチは話す。
バスケを通して学んでほしいこと

後藤ヘッドコーチが藻岩北女子ミニバスに関わるようになったきっかけは、当時小学1年生がバスケを始めたことだ。
中高とバスケ部に所属していたコーチ。娘の練習に父母として参加はしていたが、ヘッドコーチになるつもりはなかった。しかし、先代がヘッドコーチを続けることが困難になり、存続の危機を迎えた時に引き継いだ。「自分ひとりでは難しかったと思いますが、藻岩北女子のチームは役員や会計、各種の組織体制がしっかりしており、父母同士の連携もとれていたので、なんとか続けていくことができるかなと思いました。」と監督業務を引き継いだ後藤コーチ。
実際、この日もバスケ経験のある父母2人がサポートし、チームを支えていた。
チームで大事にしていることを聞くと、「まず元気で明るく過ごすこと。お互いを思いやれること」だと言う。試合結果がすべてではなく、「体も心も最も成長する小学生の時期に、全身を使うバスケは体力づくりに適していますし、挨拶、礼儀、チームワークの重要さも学べると思います。苦しさも楽しさも笑って泣いて、仲間たちと成長していってくれたら。」と生徒たちの思いや成長に寄り添う。
少し脱線するが、後藤ヘッドコーチの職業は一級建築士だそうだ。大工だった父親が実家の図面を書き、家を建てていたのを見て、「自分も家の図面くらい書けるようになっておきたい」と大学で建築を学んだそうだ。
小学生にとって、学校で先生以外の大人と接する機会は少ない。こういう機会に様々な職種の大人たちと接することができるのも有意義なことだと筆者は思う。
バスケットボールは楽しい!
バスケをやってみたい、その気持ちがあれば、藻岩北女子ミニバスに入団できる。そして、1人1人が選手として、公益財団法人
日本バスケットボール協会(JBA)に登録される。バスケ未経験でも興味をもったら、一度、体験会への参加をおすすめしたい。年に何度か体験会が開催されており、レベルに合わせて対応をしてくれる。
在籍メンバーみんなにバスケットボールは楽しいか聞くと、全員が頷く。ミニバスに入ったきっかけを聞くと、「前からやってみたかった」という子もいれば、「お友達に誘われたから」や「お姉ちゃんがやっていたから」、「大きなバックを背負って登校している友達の姿に憧れたから」と理由は様々。生徒たちのほとんどが、他にも習い事をしていて、両立できているそうだ。
来年の春と秋にはトーナメント形式の大きな大会がある。他校のチームと練習試合などを重ねながら、生徒たちは技術を磨いていた。
【藻岩北女子ミニバスケットボール少年団】
入団対象:小学1年生~小学6年生の女子
主な練習場所:藻岩北小学校、北の沢小学校
練習日時・場所:
火曜日 16:00~18:00 (藻岩北小)
水曜日 16:00~18:00 (北の沢小)
木曜日 16:00~18:00 (藻岩北小)
土曜日 9:00~13:00 (藻岩北小)
※上記が原則だが変更・中止する場合あり
※春・夏・冬季休業中は練習時間の変更あり
入団金:5,000円(登録料・物品購入費等)
団費 月額 3,500円(積立金250円を含む)
※姉妹在籍時二人目以降は1,500円
入団時必要なもの
●バスケットボール
●バスケットシューズ
●バスケットソックス
お問い合わせは 公式HP から
練習風景 動画
取材・写真:御手洗志帆





