2024年  第55回もいわ夏まつり にぎわいました!

 もいわ地区の中でも一大イベントの一つ「もいわ夏まつり」をもいわ塾生3人が、準備編・まつり前半編・まつり後半編に分かれてそれぞれ取材しました。たくさんの方にご協力いただき、無事開催ができた55回目の「もいわ夏まつり」の様子をお伝えします。

第55回もいわ夏まつり開幕!~まつり前半編~

 2024年8月4日(日)午後1時から第55回「もいわ夏まつり」が開催された。お祭りを心待ちにしていた住民たちが会場である藻南公園の芝生広場を訪れた。

 もいわ夏まつりは約8000~1万人の来場者数があり、札幌の地区祭りとしては最も多くの来場者を誇る。
 例年、夏まつりの日は雨か暑い日が多いと聞いたが、この日はくもりで気温も25度と過ごしやすい最高のお祭り日和となった。
 芝生広場全面にわたり、多くのレジャーシートやテントが並んでいた。
 広場のステージでは地域のダンスや空手教室、フラダンスの発表、バンド演奏などが行われ会場は大いに盛り上がった。

 色とりどりの垂れ幕が並ぶ出店では、焼き鳥や焼きそば、かき氷などの定番メニューからチュロス、電球ソーダなど20の出店が軒を連ね、どこも長い行列ができていた。フリーマーケットの出店もあり、買い物客で賑わっていた。


 ステージ横では氷彫刻の実演が行われ、職人3人がチェーンソーや工具を用いて犬と鷲の見事な彫刻が手早く作り上げられた。

 

(文・写真 丹治美樹 もいわ塾 3期生 2024.8.31)


フィナーレは夏の夜空を彩る花火 「もいわ夏まつり」大盛況のもと閉幕

もいわ地区の夏の風物詩「もいわ夏まつり」。午後1時から始まり、午後4時ごろには広大な藻岩公園の芝がいっぱいになるほどシートを敷いて座る人や、簡易テントを張って楽しむ方で賑わいました。 徐々に暗くなる中、風がすーっと通り抜ける、涼を感じるお祭りとなりました。


公園内には豊富な出店が立ち並び、長い列も出来ていましたが、どこも待ち時間は5分~8分程度。焼きそば、和牛串、広島お好み焼き、チョコバナナやかき氷などお祭りの定番に加え、原宿クレープや容器が光るトロピカルジュースなど目で見て楽しい飲食も多くありました。会場内の至るところで子どもたちがはしゃいで遊んでいました。カメラを向けるとポーズをしてくれる子どもたちも。




午後4時30分からは夏まつりのメインイベントの一つ、ビンゴ大会が始まりました。その1時間前には、ビンゴ用紙は売り切れ。大勢のお客さんが1つ1つ発表される番号に耳を傾けていました。

また、午後7時からは大抽選会が行われました。ビンゴ参加者が購入した用紙とセットでついてくる抽選券に氏名・住所を書いて応募した方が大抽選会に参加できます。ステージに上がった主催者らが抽選箱から抽選券を引き出します。沖縄在住の方が当選するなど、札幌市内外にお住いの方も夏まつりに足を運んでいたことが分かりました。

運営スタッフ、ボランティアスタッフの方のスムーズな進行で、 花火大会も時間通り始まり、間近で見る大きな花火に大歓声が上がっていました。 地域の方に愛され、楽しい雰囲気のお祭り。 楽しい時間を過ごすことができました。

 

文・小池泰子 (もいわ塾 3期生) 写真・小池泰子 (もいわ塾 3期生)    御手洗志帆 (塾長アシスタント)2024.8.15


今年も雨天決行!第55回もいわ夏まつりに行こう!

実行委員長の岸信行さんに聞く 〜 お祭り前にインタビューしました

 2024年8月4日(日)。いよいよ「第55回もいわ夏まつり」の日がやって来る。

 もいわ夏まつりは、地域総出で盛り上げる南区で最大規模かつ、もっとも歴史のあるお祭りだ。

 この祭りの実行委員長で、藻南商店街振興組合理事長の岸道新販売所、 岸信行社長にお話を伺った。

「藻岩地区を盛り上げたい」と、岸信行実行委員長
「藻岩地区を盛り上げたい」と、岸信行実行委員長

 岸社長は2010年に藻南商店街振興組合の理事長および、もいわ夏まつり実行委員長に就任。もいわ夏まつりには就任前から関わっており、20年近く祭りを支えてきたメンバーの一人だ。

 

 「地域の人に楽しむ場を提供したい、とことん楽しんでほしい。でも雨の日が多いんだよ」

 と、お祭りのことを考えるだけで、すでに楽しそうな岸社長。そのせいか?もいわ夏まつりは雨天決行。去年も雨の中、お祭りは開催され、雨で澄んだ空気に打ちあがった花火はとても美しく印象的だったそうだ。

 

 藻岩地域の人はもちろん、藻岩高校と東海大学からもたくさんの有志が集まり地域一帯でお祭りを盛り上げ、人情味あふれる昔ながらのお祭りスタイルがこだわりがある。

 

 100名以上に当たる名物のビンゴゲームや大抽選会も、懐かしさすら感じる「紙」でおこないます。今年の目玉景品は定山渓温泉のペア宿泊券と、55回目という節目にちなんで、4K対応の55型テレビ!

 

 さらに昔ながらのお祭りスタイルといえば、外せないのが屋台。今年も20の屋台が藻南公園に所せましと軒を連ねる。

 ヨーヨー吊りにわたあめ、焼き鳥にたこ焼き、やきそばそしてフライドポテト、ビールにかき氷にetc……。老いも若きもワクワク。

 

 藻南公園にあるステージでは地域のパフォーマーによる発表会や、プロレベルのミュージシャンの演奏を堪能できる歌謡ショーも必見。あと数年で改修工事が行われる予定の藻南公園。このステージでのパフォーマンスは、あと数回かもしれない。  

夏まつり会場の藻南公園。中央の野外ステージは数年後には新しくなる予定。
夏まつり会場の藻南公園。中央の野外ステージは数年後には新しくなる予定。
石山通りから藻南公園にかけて、もいわ夏まつりを知らせるピンクののぼりが目をひく
石山通りから藻南公園にかけて、もいわ夏まつりを知らせるピンクののぼりが目をひく

 

 去年大注目を浴びた「氷彫刻実演」は、パワーアップして今年も登場!職人が目の前で作り上げる氷の彫刻は、美しくとても繊細だ。パフォーマンスに見とれて写真を撮るのを忘れてしまったほど。

 儚く美しい氷の芸術を、真夏のもいわ夏まつりで楽しめる。

 

 テントの中では、似顔絵や、話題のスポーツ、フィンランド発祥の「モルック」体験を実施。モルックとは木でできた棒で12本のピンを倒すボーリングのようなゲームで、誰でも楽しめる手軽さが魅力。

  

 もいわ夏まつりのラストを飾るのは、毎年楽しみにしている人も多い花火大会だ。

 町内会のレベルをはるかに超えた規模の打ち上げ花火で、もいわ夏まつりを締めくくる。

 今年も北海煙火株式会社さまのご協力のもと、全身全霊で「味わう」花火を提供してくれるはず。

 

 フリーマーケットも同時開催。ひとりでもふたりでも、大人数でも、ぜひ足をお運びください。

 

日時:2024年8月4日(日)

場所:藻南公園

住所:札幌市南区川沿10条1丁目4-2

 

もいわ夏まつりイベントプログラム

 

13:15 パークゴルフでGET

13:15 みんなで遊ぼうゲーム大会(〜16:00)

13:30 ステージ発表

15:00 氷彫刻実演 ※氷の到着により時間が早まる場合があります

16:00 大会式典

16:30 ビンゴ大会

18:00 歌謡ショー

19:00 大抽選会

20:00 花火大会

 

※当日は気温が高いことが予想されます。各自熱中症対策をお願いします。

※雨天決行

 

(文・写真:マミ もいわ塾3期生  2023.7.23)