3月2日、3日の両日10時~15時でアイビーハイム藻岩2Fの集会室では、雛祭りに因んだ「つるし飾り」展が開かれている。来場者は会場を訪れた瞬間、華やかな「つるし雛」や色とりどりの着物を召した「振袖うさぎ」に心奪われ、感嘆の声をあげる。
これらの雛飾りは、アイビーハイム藻岩のクラフトサークルに所属する4人の女性が一つ一つ丹精を込めて作り上げたものだ。
一つ一つに愛情込めて 6年目の「つるし飾り」展

無数の雛飾り、振袖うさぎが会場を彩るアイビーハイム藻岩の「つるし飾り」展。2020年のコロナ禍に始まり、今年で6年目を迎えた。もともとは、メンバーの一人、黄木洋子(おうぎ・ようこ)さんが試しにつくった雛飾りを見て、「コロナ禍だからこそ、お雛様をかざって、つるし雛を私たちもやってみたいね」とみんなで意気投合し、つくり始めたのがきっかけ。
黙々と製作に打ち込み、「つるし雛」や振袖を着た「振袖うさぎ」が次々と完成していった。雛のうさぎは、子どもの健やかな成長、飛躍、魔除け、子孫繁栄などの願いが込められていると言われている縁起物だ。

振袖の色や襟巻、帯の色もすべて異なる組み合わせで、一点ものの「振袖うさぎ」。 間近に見るからこそ分かる、一つ一つの繊細な針仕事に脱帽する。製作者の山田靖子さんは「着物の色の組み合わせを考えるのがとても楽しいのよ」と教えてくれた。ただ、振袖で使用する布は、寄付してもらった着物やリサイクル着物を全てほどいて使用しており、布を集めるのも大変な作業だという。


会場を訪れていた同マンションの小林美代子さんは「ただただ、素晴らしいの一言です」と目を輝かす。製作された「つるし雛」の中には、小林さんが寄贈した着物もある。「処分に困っていた着物がこんなふうに使ってもらえて、とても嬉しいよね」と小林さん。

展示は3月3日15時まで
「つるし雛」や「振袖うさぎ」など雛かざりだけではなく、雛人形も会場には展示されている。これらの雛人形も、マンションの住人らから寄贈されたものだ。雛人形の配置は女性陣、ひな壇の組み立ては男性陣が担当した。
展示は3月3日ひな祭りの日の15時まで。写真では伝わりきらない、手作り雛の繊細な針仕事、愛らしい表情の振袖うさぎを見にぜひ会場に足をお運びください。
「ふれあいサロン・アイビーモイワ」
~雛祭りに因んだ「つるし飾り」展~
展示期間 令和8年3月2日(月)~3日(火)
時間 10:00~15:00
会場 アイビーハイム藻岩2F集会室
取材 御手洗志帆





