川沿の癒しサロン tetote(てとて)※女性限定

「頑張っている女性へ」身体も心も労る

※写真提供 tetote
※写真提供 tetote

 川沿に「よもぎ蒸し」ができる店があると聞き、体験してきた。

 「よもぎ蒸し」とはよもぎを煮たさせた蒸気を皮膚や粘膜に直接当てて身体を温めていく、韓国の民間療療法。よもぎの成分を含んだ蒸気で身体を温める事で血行が良くなって、内臓の働きが活発になったり、リラックスして自律神経を整えてくれる効果があるそうだ。

 一軒家の1階にあるサロン「tetote」は自宅とは思えないほどスッキリしていて、明るいカフェのよう。太田真代さんが1人できりもりしている。

明るいカフェのような、癒される空間
明るいカフェのような、癒される空間
tetoteでは、よもぎの他に、無農薬で沖縄産の数種類のハーブを使用して蒸している ※写真提供:tetote
tetoteでは、よもぎの他に、無農薬で沖縄産の数種類のハーブを使用して蒸している ※写真提供:tetote
陶器の椅子に座ってすっぽりケープをかぶる  ※写真提供:tetote
陶器の椅子に座ってすっぽりケープをかぶる ※写真提供:tetote

 上部に穴の開いた椅子状の陶器の下にハーブ湯を冷めないよう電熱器で保温する。何も身に着けず厚手のケープをすっぽりかぶり、その椅子に腰掛ける。

10分くらい経ったところでじんわりと汗が滲んでくるが、サウナのように熱い感じはしない。ポカポカとゆっくりと身体の奥から温まってくる感じだ。

 頭までケープをかぶるといいですよとアドバイスをいただき試してみると、そのときの目に見える世界が小さくなって、もしかしたら自分と向き合う機会になるのかな、と思ったりした。

 よもぎ蒸し40分でも充分に温まったが、アロマトリートメントもお願いした。

 アロマトリートメントとは自分の体調と香りの好みに合わせて、精油を選び、植物油で希釈して肌に塗布し、優しくタッチしながら行うリラクゼーション。

 この日は血行を促進させ、肩こりに有効とされるサンダルウッド、ユーカリ、女性ホルモンに作用するとされるゼラニウムを選んだ。施術を受けている間は夢心地で、「押す、揉む」のがないのにほぐされていく。太田さんの手の優しさだろう。60分たっぷり施術後には身体が柔らかく満たされた気持ちがした。

 よもぎ蒸し、アロマトリートメント、どちらかでも効果はあると思うが、両方受けてみたら、より満足するはずだ。

 


 仕上げのハーブティーをいただきながらお話を伺った。

 太田さんは元々香りと人の身体のケアに興味があって、子育てが一段落したのでアロマテラピーを習い始めた。やってみると楽しいし、何より元気になって帰ってもらうのが喜びと言う。女性の多くは仕事や家事や色々なことで頑張りすぎて、休むことができていない人が多い。そんな疲れている方に来ていただいて、他のことをいっときでも忘れてリフレッシュしてほしいと、と話してくれた。

 

(文・写真:大本恵子 もいわ塾1期生)

  

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tetote   太田真代さん

AEAJ(日本アロマ環境協会)アロマテラピーアドバイザー、アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト、ハンドセラピスト